こんにちは、今回は慣らし運転の仕方・意味
重要性を述べてみようと思います。
 これから納車のお客様や空冷大排気量車の
方々に是非知っていただきたいと思います。
なお、これからお話しすることは私の経験や見聞
が元になってます。

1、慣らし運転の仕方。
・距離200キロまでエンジン回転数3000rpmを上限に
運転をする。続いて距離500キロまで5000rpmです。
それ以上は節度をもって回してください。
・できるだけ市街地を避け流れの良い郊外などを
巡航運転するのが望ましい。
・開かずの踏み切りや長い信号待ち等はエンジン停止
をオススメします。
・外気温35度以上などの時は特に気を使いましょう。
・空冷エンジンはトップギア80KMがもっとも冷却効率が
良いと思われます。

2、禁止行為・これをやったらリングがパー!
---以下はナラシが終了した方々や最新空冷大型車の
方々にも共通します。-----

・意味の無い真夏の暖気。30秒程度を目安に走り出し
てしまいましょう!ただし最初の2キロ程度は「暖機運転」
で、回さず・負荷をかけずにいたわって行きましょう。
・エンジンかけっぱなしで「オレのバイクかっこい~」と
見とれるのは厳禁です!!ましてや無意味なレーシング
(空ぶかし)はもってのほか。
・油温計でオイルキャップにつけるタイプを当てにして安心しない。
Z系ではセンサー部分にオイルはつきません。内部の空気温度
しか測れてません。アレは「てんぷら」の時にでも使いましょう。
img20100718

 
・・・まあ旧車屋さんも売らなきゃイカンからイイも悪いも無く
売っちゃいますからね~。部品のオススメやそうでないもの
は少しづつお話します。

3、やっていただきたい事
・走り出して200キロ行きましたらオイル交換です。
それも走って油温を上げてから熱いうちに!
・500キロでエレメント・オイルの両方交換・なお、
ナラシ中のオイルは安いもので結構です。
おまけにカムチェーンも張りましょう。
・1000キロで再度オイル交換。カムチェーン張り。
・ひょっとしてヒートさせてしまった??と思ったら
迷わずオイル交換してください。オイルの種類に
より違いがありますが油温120度~130度ほど
で分子構造が崩壊して潤滑性能が低下してしまいます。

4、まとめ・・。
・慣らし運転を失敗するとピストンリングがダメになります。
煙が出るのをとめるだけならリング交換だけでよっぽど
とまりますが、バルブやシートにも当然ダメージがきます。
車種により違いがありますがCB750Kなんかはパワーが
グっと落ちるみたいです。KシリーズのヘッドはO/Hして
ないものは全然シートに当たってないのが多いみたいです。
あれでもアイドリングしてるから流石と言うかいい加減
というか・・・。最新(XJR1200やZEP1100)なんかもバルブ
周りはめちゃくちゃ痛んでます。まぁ空冷の宿命ですが・・。
・・・コレから真夏ですがオーバーヒートにご注意を!!